ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストは仕事で活かせる?【ハーブの資格取得後の活用法】

くくたる@薬剤師
くくたる@薬剤師

こんにちは!

くくたる(twitterはコチラ)です!

【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年

【ハーブ・アロマの資格】
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
●アロマテラピー検定1、2級
●国際中医師
※国際中医師は医師免許ではありません。

 

「ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストの資格は実際の仕事に活かせるの?」

このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?

 

ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストは受講・試験費用が(私にとっては)高額ですし、合格するためには勉強もしっかりする必要があるため、資格取得後は活かしたいですよね?

 

そこで今回は、ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストの【資格がなければできない仕事】【資格があれば役立つ仕事】に分けて紹介したいと思います!

 

くくたる@薬剤師
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①資格を取るかどうか悩んでいる方

②資格取得後に活用法を悩んでいる方

などなど、多くの方々の参考になれば幸いです!

 

メディカルハーブの資格の種類で迷われている方はコチラの記事も参考にしてみてください!

メディカルハーブの資格でおすすめは?オンライン対応や料金等を比較

ハーバルセラピストでなくてはできない仕事

結論から書くと、ハーバルセラピストでなければできない仕事はあります!

 

それは、メディカルハーブ検定の認定教室の開校や講師になることです!

 

認定教室とは?

JAMHAの社員でなくても、個人で教室を開くことができる制度です!

個人の自宅や事務所などを認定教室として登録することで、講師となり教えることができるようになります!

※JAMHA:日本メディカルハーブ協会

※ハーバルセラピストの資格がある場合はメディカルハーブ検定の認定教室を開くことができます。

 

注意点はハーバルセラピストの資格ではハーバルセラピストの講師にはなれず、メディカルハーブ検定の講師になれる点です! 

メディカルハーブ検定は講座を受講せずに独学でも取得できる資格ですが、独学が不安に感じる方はいらっしゃると思うので、そういった方々に対して教室を開講する権利が得られます!

シニアハーバルセラピストでなくてはできない仕事

私が調べた限りでは、シニアハーバルセラピストでなければできない仕事はありません!

 

※シニアハーバルセラピストの上位資格であるハーバルプラクティショナー修了証を所持している場合は別です!

 

①シニアハーバルセラピストの資格を持っている状態(試験合格済み)

②ハーバルプラクティショナーの講座を修了している場合(資格自体は未取得でも可能)

①②を満たしている場合は、ハーバルセラピストの認定教室の開校や講師になることができます!

 

そのため、資格そのものを活かして仕事をしたいと思った場合にはハーバルプラクティショナーまで受講することを考える方が良いと思います!

 

くくたる@薬剤師
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私はシニアハーバルセラピストで得られる知識(病気とハーブの連動)に興味があったので、ハーバルセラピストとシニアハーバルセラピストをどちらも受講しました!

※現時点ではハーバルプラクティショナー未受講

資格がないとできない仕事のまとめ

認定教室の制度はわかりにくいと個人的には思うのでまとめます!

※不明点については直接JAMHAの協会に聞いていただく方が確実です。

 

【ハーバルセラピスト】

メディカルハーブ検定の認定教室が開ける!

 

【シニアハーバルセラピスト】

条件を満たせばハーバルセラピストの認定教室が開ける!

※条件はハーバルプラクティショナーの講座修了(合否は関係なし)

 

くくたる@薬剤師
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仕事に必須かだけで考えた場合は、

①ハーバルセラピストになる

②シニアハーバルセラピストになる+ハーバルプラクティショナーを受講する

 

①②のどちらかが効率のいい状態だと思います!

 

どちらの資格もサロンなどの開業には必須ではありません!

しかし、これらの資格で得られる知識はメディカルハーブを使用する際の情報の根拠となるため、ハーブを活かす場合には役立つ資格だと私は考えております!

 

次はハーバルセラピストやシニアハーバルセラピストが役立つ仕事について紹介したいと思います!

ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストが役立つ仕事

あくまでも私が思いつく範囲ですので、資格を役立てる方法はもっとたくさんあると思います!

 

①薬剤師

全員に当てはまるわけではないことは承知ですが、私がハーバルセラピストとシニアハーバルセラピストを目指した主な理由になるので最初に紹介します!

 

最近の薬学部は別かもしれませんが、薬学部で学ぶ範囲としてはセントジョーンズワートというハーブがやたら目立っており、その他のハーブについてはあまり勉強をする機会がなかったように思います! 

 

セントジョーンズワートがそれだけ薬に対して影響力があることは間違いないのですが、例えば「妊娠中や授乳中に使用できないハーブ」「薬とハーブの飲み合わせ」を知っておくと、患者さんの状態に合わせた健康食品の提案ができるようになります!

 

ちなみに天然物化学や薬用植物学などで学ぶような成分についても学習範囲に含まれるため、生薬が好きな方の場合は「なんか聞いたことあるぞ…?」とテンションが上がると思います!

 

ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストの勉強をすることで効率よくハーブの知識が得られると私は思うのでオススメです!

 

②独立してサロンを開業したりセミナーの講師になる場合

●ハーブ軟骨を作る教室を開きたい

●ハーブのチンキを作る教室を開きたい

●ハーブティーのブレンド教室を開きたい

●ハーブの健康情報を発信したい

などなど、独自で何か始めてみたい場合に役立ちます!

自身の知識になるだけでなく、資格を名乗ることができたら信頼性が上がりますよね!

 

くくたる@薬剤師
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資格があれば認定教室の開講ができるため、他のサロンやセミナーとの差別化に繫がると思います!

 

③ハーブ・アロマを扱う会社に就職する場合

ハーブ・アロマの会社の大手である生活の木、enherbの採用情報を確認をしてみました!

どちらもハーバルセラピストやシニアハーバルセラピストの資格は必須ではなさそうです!

 

ただ、どちらの会社も「最初はハーブの知識がなくても大丈夫だが、知識を得るための努力は必要」というニュアンスの記載はありますので、やる気と実績のアピールとして資格を持っていて損はないと思います!

 

誤解を生んでしまうと会社に迷惑をかけてしまうので、念のため生活の木とenherbの求人情報を引用します!

 

【生活の木の採用情報FAQ】

Q.ハーブ・アロマテラピーの知識がないので、不安なのですが

A.商品アイテムが約2500ございます。知識を身につける努力を惜しまない方であれば大歓迎です。
また、入社後の研修も準備しておりますので、ご安心ください。
もちろんハーブ・アロマテラピーの知識をお持ちの方は歓迎いたします。

FAQ | 中途採用 | 「自然」「健康」「楽しさ」を提案するライフスタイルカンパニー:生活の木

 

【enherbの採用情報Q&A】

Qハーブの知識がないので、不安なのですが…

A現在はハーブについて詳しくなくても、「ハーブに対して興味がある」「これから勉強して知識を身に付けたい」とお考えの方なら大歓迎です。店舗で勤務いただく前の研修もございますので、ご安心ください。

ハーブ専門店「enherb」公式WEBサイト 採用に関するQ&A/サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」 [ハーブティー・エッセンシャルオイル・ハーブコスメ] [株式会社コネクト]

 

くくたる@薬剤師
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このように記載されておりますが、情報が更新される場合も考えられます!

 

なので、気になる方は是非リンク先を見てみて下さい!

ハーバルセラピスト・シニアハーバルセラピストの試験・合格率が気になる方へ

試験問題自体は公開できないため、私が試験を受けた時の問題形式や問題の雰囲気について紹介しています!

 

試験問題の雰囲気がわかれば効率よく勉強できるようになると思うので、興味がある方は是非見てみて下さい!

 

【ハーバルセラピスト】

 

【シニアハーバルセラピスト】

ハーバルセラピスト・シニアハーバルセラピストを目指す方へ

こちらは私の実際の勉強方法について紹介しています!

 

【ハーバルセラピスト】

ハーバルセラピストの方は全5回に分けており、それをまとめた記事となります!

 

まとめの内容

●メディカルハーブの歴史の覚え方

●メディカルハーブの暗記の仕方(ハーバルセラピストの範囲:全42種類)

●妊娠・授乳中・薬との影響(相互作用)・安全性

●ハーブや精油の有害反応

 

【シニアハーバルセラピスト】

シニアハーバルセラピストで追加されるメディカルハーブ34種類のゴロや覚え方を紹介しています!

 

ハーバルセラピストの範囲のハーブ(42種類)も試験範囲に含まれるため、合計すると76種類も覚えることになりますね…!

 

シニアハーバルセラピストの不安要素の1つに論文発表がありますよね?

 

私が実際に書いた論文や、周りの人はこんな題材でしたよという紹介記事です!

ハーブの知識を活かした情報発信について

私がメディカルハーブの勉強をして得た知識を還元するための記事の1例です!

タイトルロゴ下の【ハーブ・アロマ】カテゴリをクリックしていただけるとその他の情報も見れます(宣伝)!

 

 

くくたる@薬剤師
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メインは薬学に絡む内容ですが、チンキ作りや軟膏作りなどの製作記事も紹介しています!

最後に

というわけで、今回はハーバルセラピストやシニアハーバルセラピストが仕事に活かせるかについてまとめました!

 

今まではハーブや資格を目指す方向けの記事ばかりだったので、目指すかどうか迷っている方に向けた記事を書きたくて執筆しました!

 

あくまでも私が知る範囲での紹介でこれ以外にも活かし方はたくさんあると思いますので、その点はご了承ください!

 

冒頭でも紹介しましたが、メディカルハーブの資格の種類で迷われている場合はコチラの記事も参考にしてみてください!

メディカルハーブの資格でおすすめは?オンライン対応や料金等を比較

 

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