こんにちは!
くくたる(twitterはコチラ)です!
【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年
【漢方薬・ハーブの資格】
●国際中医師
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
※国際中医師は医師免許ではありません。
前回までは気・血・津液・精のうちの【気の作用と種類(第2回)】と【気滞と気虚(第3回)】についてを紹介しました!
今回からは血(けつ)について紹介したいと思います!
血は気のように種類があったり、それぞれの作用に名前がついていたりとややこしくはないため、覚える量が少なく済むと思います!
問題は血という漢字でしょうか? 血液のイメージが大きいと思うので、その先入観が邪魔をして受け入れにくくなるかもしれないです…!
血(けつ)とは
「血(けつ)」は、臓器、組織、器官、肉体など、身体を構成する「物質」と、血液(栄養を与える)としての「物質」の総称と考えられます!
血(けつ)の作用
血を肉体面と精神面で考えていきます!
肉体面
全身の筋肉や骨、皮膚、髪の毛など全身に栄養を与えて肉体を充実させます!
極端なダイエットをしている方は血(けつ)が足りなくなってしまっている可能性があります!
特に女性で生理が遅れたり、生理の量が少ない・出なくなる場合もあるので過度なダイエットはしないよう注意です…!
精神面
精神活動にも血(けつ)が関連していると考えられています!
高齢者で痩せ細っている人は、血(けつ)が足りておらず睡眠が浅くなったり、不安感が出ている可能性が考えられます!
血は栄養物質のため食事でしっかり補給する必要があります!
※高齢者は食事が細くなっている方も多いため血が不足してしまっている場合があります!
赤ちゃんはお腹がすくと泣いて眠れなくなってしまいますよね…?
体に栄養が足りていないと、心に余裕がなくなったり眠りが浅くなったりしてしまいます!
大人は食べなくても我慢できてしまいますが、子どもは素直ですよね!
最後に
次回は【第05回】血瘀(けつお)、血虚と関連する漢方薬について紹介します!
前回は【第03回】気滞・気虚と関連する漢方薬について紹介しました!
気に比べてボリュームが少なかったと思うのですが、いかがでしたか?
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