【第14回】漢方・中医学が苦手な方のための「実証、虚証」

 こんにちは! くくたるです!!

 実証、虚証は聞いたことがありますか? 日本漢方でいうと「比較的体力がある〜」とか「比較的体力ない〜」みたいなあれですね…。正直、体力ってなんだよと私は当時、意味不明でした…。

 そこで今回は、中医学の実証・虚証についてわかりやすくを心がけて紹介したいと思います!

まずは絵でイメージ!

 よくあるRPG(ロールプレイングゲーム)がわかりやすいのではと思ったのですが、伝わりそうでしょうか? 絵の解説をしますね!

 どちらもHPが0になったら体調を崩すと仮定してください!

①実証(左)は、自分はレベル50、体力も満タンにあるため身体の機能は万全な状態です! ですが、敵(外部)からの攻撃(影響)が強すぎてHPが0となり体調を崩してしまう。

②虚証(右)は、自分のレベルは50だがHPが少ない(足りていない)ため、本来なら抵抗できるべき相手に負けてしまい、体調を崩してしまう。

 なんとなくイメージできそうでしょうか?

HP満タンな状態を中医学に当てはめると

 「気・血・津液・精がバランスのいい状態で巡っていること」と考えられます。

実証・虚証とは

実証

 自身は健康的(気・血・津液・精が整っている)だが、熱いものを触って火傷をしてしまうように、外部の邪(敵)が強すぎて身体に影響を及ぼすこと。

虚証

 自身が気虚や血虚など、本来備わっているはずの機能が足りず抵抗力が足りないために外部の邪(敵)の影響に耐えられなくなること。

 このようにイメージしていただけるといいのではないかと思います!

病因とは

 急に新たな単語を出してしまいましたが、字の通り病気になる原因ですね! 先程の実証・虚証と繋がるため、イメージはしやすいかと思います!

病因=外因+内因+病理的産物

外因(外部から影響を及ぼすもの)

●六淫(りくいん)︰風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)

●外傷

●飲食不節(いんしょくふせつ):飲食の乱れ

●房室不節(ぼうしつふせつ):性生活の乱れ

●労倦(ろうけん):働きすぎ、怠けすぎ

●中毒

●寄生虫

などです!

※六淫(りくいん)については後日別記事で紹介します。1つ言うと上で例に出した火傷は火邪や外傷ですね!

内因(身体の乱れ)

【体質的素因】

機能不足︰気虚・陽虚

器質不足︰血虚

【精神的素因】

怒、喜、憂・思、悲、恐・驚

病理的産物

瘀血

水滞(痰飲、水腫)

最後に

 というわけで、今回は実証と虚証のイメージについて紹介しました!

 病因以降はざっくり紹介というつもりだったので飛ばし気味でしたが、外因は外部から影響する物、内因と病理的産物は身体の中の気・血・津液・精が充実しておらず巡りが悪い状態と考えてもらえると良いと思います!

 外邪の六淫については別記事で紹介しますので、そちらも参考にしていただければと思います!

 TwitterやInstagramもやっておりますので、下記アイコンより登録していただけると嬉しいです♪

 ではでは!!

コメント