【ビタミン剤】医薬品(市販薬)とサプリメントの違いは?具体例で紹介!

くくたる@薬剤師
くくたる@薬剤師

こんにちは!

くくたる(twitterはコチラ)です!

【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年

【その他資格】
国際中医師
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
※国際中医師は医師免許ではありません。

 

ビタミン剤は医薬品やサプリメントなど、たくさん種類がありますよね!

医薬品とサプリメントでどう違うのかご存じでしょうか?

「医薬品は高いな…!」

「ビタミンの含有量が違うだけじゃないの?」

「パッケージを見ると全部良さそうに見えるけどどうなの?」

などなど、色々気になってしまいますよね!

 

そこで今回は「市販薬とサプリメントで何が違うか?」「どう選べばいいか?」について紹介したいと思います!

1つ1つ書いていくと長くなってしまうのでビタミンB1とビタミンEについて簡潔にまとめます!

例1!ビタミンB1の場合

サプリメントの場合

単にビタミンB1と書かれている場合が多いです!

また、含有量は医薬品と比べ控えめの場合が多いです!

 

医薬品の場合

チアミン硝化物

フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)

●ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)

●オクトチアミン(ビタミンB1誘導体)

などビタミンB1がどのような状態で含まれているか具体的に書かれています!

また、一般的にビタミンB1誘導体の方が体内での効果が高く含有量も多いです!

 

詳しくは別記事で紹介予定です!

例2!ビタミンEの場合

サプリメントの場合

単にビタミンEと書かれていたりビタミンE様物質と曖昧に書いてある場合が多いです!

※具体的な成分名で記載されている商品もあります!

※含有量が控えめの商品が多いですが、医薬品と同程度に含有されている商品もあります!

 

ビタミンEについては、

①天然、天然型、合成型

②トコフェロール型、トコトリエノール型

③α、β、γ、δ型

など種類がたくさんあります!

効果が高いもの低いものと幅が広く、ひとことでビタミンE・ビタミンE様物質と書かれている場合、何が含有されているかわからない点が問題です…。

 

医薬品の場合

●d-α-トコフェロール

●d-α-トコフェロール○○エステル

●dl-α-トコフェロール○○エステル

など、どのビタミンEが含まれているかが具体的に書かれています!

医薬品に含まれる成分でも効果の差が約50~100%程度あるため、治療目的に合わせて選ぶ必要があります!

※サプリメントの場合は何が含まれているかわからない点から、効果の差はより大きいと考えられます。

 

詳しくはこちらの記事にまとめております!

医薬品とサプリメントどちらを選べばいい?

医薬品を選ぶ場合

何かしらの症状があり改善をしたい場合に適しています!

 

サプリメントを選ぶ場合

食事内容の改善を目的に摂取したい場合に適しています!

※食事内容のかたよりや、食事だけでは摂取が難しい場合のサポートにいいですね!

※何かしらの症状を治したい場合には医薬品を選ぶようにしましょう!

 

最後に

というわけで今回は以上です!

かなり簡潔にまとめましたが、いかがでしたか?

 

サプリメントが悪いというつもりは全くなく、自身の状況に合わせて医薬品とサプリメントを使い分けることが大切だと私は考えております!

 

「具体的な成分で表示されているか」「成分の含有量」がポイントになってくると思います!

くくたる@薬剤師
くくたる@薬剤師

最後まで見ていただきありがとうございます!

Twitter(@Cucalfort)

YouTube
でも情報発信をしておりますので、登録していただけると嬉しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました