【薬剤師監修】イチョウで注意すべきこと【メディカルハーブ】

 こんにちは! くくたるです!!

自己紹介

●ドラッグストア併設薬局で8年目

●管理薬剤師歴:3年

●1人薬剤師歴:1.5年

●ハーバルセラピストを2020.11月受験予定!

 今回は機能性表示食品とうたわれている製品もある、イチョウについて紹介します。ちなみに機能性表示食品では「健常な高齢者の加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力を維持する機能があることが報告されています。」と明記されております。

 なんとなく、血液サラサラで有名になってると思うのですが、薬との飲み合わせやアレルギーなど注意する必要がそこそこあるサプリメントなので、気をつけるポイントを紹介したいと思います!

イチョウの基礎情報

学名︰Ginkgo biloba

科名︰イチョウ科

使用部位:葉部

イチョウの主要成分

フラボノイド(クエルセチン、ケンフェロール)

フラボノイド配糖体

ギンコライド

ビロバリド

2重分子フラボン(アメントフラボン)

ギンコール酸

イチョウの作用と適応

作用:PAF(血小板活性化因子)阻害、血管拡張

適応:認知症、耳鳴り、めまいなどの脳血管神経障害

 血液をサラサラで有名でしょうか?  脳の血行が良くなることを期待して、大学受験や試験勉強時に服用してみてもいいかもしれませんね!!

※ドイツのコミッションEでは、ギンコール酸を除去したイチョウ葉の標準化エキスが1994年に認知症の治療薬として認可されております。

イチョウの安全性・相互作用

安全性:クラス1(適切に使用すれば安全)。

相互作用:クラスB(相互作用が起こる可能性があると考えられている)。

 ワーファリンなどの抗凝固薬、ニフェジピン、MAO阻害薬に影響のある可能性があるとされており、手術の7日前には使用を中止することが忠告されております。

注意点

 ギンコール酸はアレルギー性皮膚炎を起こすことが知られており、種子に多く含まれますが葉にも微量含有されています。イチョウ葉のサプリメントを選ぶ際は、ギンコール酸の含有量にも注意ですね。

※(財)日本健康・栄養食品協会では、イチョウ葉エキス剤は、ギンコール酸含有量が5ppm以下と定義されております。

 まれに胃腸障害、頭痛、発疹もあると報告されております。

 てんかん発作を起こしたことのある人や不妊治療中の人、妊娠・授乳中の人は自己判断で服用をしないように注意です。服用される場合は、主治医やいつも薬を貰っている薬剤師に飲み合わせなど確認をしていただくことが大切です!

イチョウ葉の服用方法について

 エキス剤(サプリメント)の使用が一般的です。

 注意点に記載したように、ギンコール酸の含有量についてしっかり記載されているものを選ぶことが大切だと考えられます。

 また、服用量はサプリメントの記載に応じて守る必要があります。アレルギー性皮膚炎や出血傾向、胃腸障害などの健康被害を起こさないようにするためですね。

私がオススメするイチョウについて

【オススメの理由】

①機能性表示食品である点

※機能性表示食品のため「健常な高齢者の加齢によって低下する脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力を維持する機能があることが報告されています。」と明記されている点。

②ドイツのシュワーベ製薬のイチョウ葉エキスが使用されている点。

(世界で初めてイチョウ葉エキスの抽出に成功した会社)

③ギンコール酸の含有量についても明記されている点(5ppm以下)

※機能性表示食品とは、事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。

【注意点】

①治療中の病気がある方

②使用中のお薬がある方

③副作用やアレルギーを経験されたことがある方

上記に当てはまる方は、医師や薬剤師に相談した上で使用の判断を行うようにしてください。

最後に

 というわけで、今回はイチョウについての紹介記事でした。

 ドイツでは認知症の医薬品として使用されていることもあり、胃腸障害や出血傾向など、注意する必要があるメディカルハーブだと考えております。

 サプリメントである以上、効果がある・効くとは言えませんが、相互作用や副作用などの健康被害はアンテナをはって注意していきましょう!

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 ではでは!!

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