消風散がアトピー・痒みに使われる理由と風邪(ふうじゃ)について

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    今回は消風散(しょうふうさん)という痒みを抑える漢方薬と、中医学での痒みについての考え方について紹介したいと思います!

    中医学でいう痒みの定義

    風邪(ふうじゃ)とは?

    痒みの原因は風邪(ふうじゃ)と考えられております!

    風が皮膚表面を刺激して、痒みが生じるイメージですね!

    風邪(ふうじゃ)と他の邪の組み合わせ

    風邪は他の邪と合わさる場合が多い点も特徴です!

    【風熱】

    風邪+熱邪の組み合わせです!

    温まることで痒みが増したり、赤みが強い、細菌感染している場合など、熱邪の特徴も併せ持つ状態です!

    熱証が長引くと皮膚の乾燥にも繋がります!

    【風寒】

    風邪+寒邪の組み合わせです!

    冷えることで痒みが増す場合など、寒邪の特徴も併せ持つ状態です!

    【風湿】

    風邪+湿邪の組み合わせです!

    水疱やジュクジュクしている場合など、湿邪の特徴も併せ持つ状態です!

    ジュクジュクして膿んでいる場合には細菌感染(湿邪+熱邪)の場合も考えられます!

    【風燥】

    風邪+燥邪の組み合わせです!

    乾燥肌で痒みがある場合など、燥邪の特徴も併せ持つ状態です!

    熱証が続くことで乾燥することもあります!

    ※風邪(ふうじゃ)など6つの邪(六淫)についてまとめた記事はコチラ!

    消風散(しょうふうさん)とは?

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    消風散は疏散外風剤に分類されます!

    消風散の構成生薬

    当帰(トウキ)、地黄(ジオウ)、蒼朮(ソウジュツ)、石膏(セッコウ)、木通(モクツウ)、防風(ボウフウ)、牛蒡子(ゴボウシ)、知母(チモ)、胡麻(ゴマ)、甘草(カンゾウ)、蝉退(センタイ)、苦参(クジン)、荊芥(ケイガイ)

    生薬の特徴

    ●風邪を散らす生薬:防風、荊芥、蝉退、牛蒡子

    細かな分類は置いておき、こちらの4つの生薬が消風散における痒みを抑える要の生薬です!

    ※辛温解表薬に分類:防風、荊芥

    ※辛涼解表薬に分類:蝉退、牛蒡子

    ●清熱作用のある生薬:石膏、知母、苦参

    清熱は熱を冷ますという意味です!

    熱があると起こる症状:炎症、赤み、温まると痒みが強くなるなど。

    ●利水作用のある生薬:木通、蒼朮

    水分代謝を改善し、湿潤状態を改善します!

    ●皮膚に栄養を与える生薬:当帰、地黄、胡麻、知母

    皮膚に栄養・潤いを与えることで皮膚の痒みを改善します!

    栄養と大雑把に表現しましたが、血や陰液を補うという意味です!

    消風散の効能・効果(市販薬)

    体力中等度以上の人の皮膚疾患で、かゆみが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎、じんましん、水虫、あせも

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    消風散をどう説明するか?

    最後に

    というわけで、消風散と中医学の痒みの定義についてでした!

    皮膚疾患に使用できる他の記事はコチラ↓

    関連記事黄連解毒湯がアトピー性皮膚炎や口内炎に使用される理由と熱証【生薬紹介】 関連記事十味排毒湯の特徴と化膿・ジュクジュクに使用する理由【生薬紹介】 関連記事黄連解毒湯、四物湯、温清飲の特徴と違い【漢方・生薬比較】

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    フリーランス薬剤師(調剤薬局・ドラッグストア)
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